交通事故にあった時やらなければいけないのは、その場で警察を呼ぶこと
損傷を安易に判断したり、恥ずかしがっていてはいけない
20代前半の頃、勤務先にバイクで通勤していた私は、その日もいつもと同じように店舗スタッフ用の駐輪場にバイクを停めるため、前方を走る赤い自動車に続いて敷地内に入りました。赤い車が右折したので、私自身はそのまま直進して駐輪場を目指そうとしました。すると右折したはずの赤い車がバックしてきたのです。あっと思った私はその場で固まってしまい、車はバックのまま、こちらのバイクの右側面に当たりました。私はその衝撃で左側に転倒し、車の運転手はその時になって私の存在に気づいたらしくブレーキを踏みました。降りてきた40代と思しき女性が心配そうに「大丈夫?」と私に声をかけてきました。体に痛みはありましたが自力で立ち上がってバイクを起こすことができたので「大丈夫です」と伝えました。痛みよりもむしろ、勤務先の駐車場で交通事故を起こしてしまったという焦りと恥ずかしさのほうが強かったです。私の言葉を聞いた女性は、次に私のバイクの状態はどうかと尋ねました。その場で確認してみると、損傷はあるものの、程度は軽いように思えました。「このあたりが壊れてしまったみたいです」と私が指すと、女性は一緒にバイクを確認しながら「じゃあ修理の見積りがでたら、郵送してもらえますか」と言いました。私も彼女も、強いて警察を呼ぼうとは言いませんでした。私自身は日頃から両親に「交通事故に遭ったら、安易に当事者だけで示談してはいけない」と言われていたにも関わらず、お互いの連絡先を交換だけして、その場で別れました。
予想外の修理見積り金額に「払えません」と言われてしまうことに
“事故から1週間したころ、修理を依頼していたバイク店から見積書が届きました。私の気づかなかった部分もあちこち損傷していたらしく、20万円弱、という予想を超えた金額でした。相手の女性にとってもそうだったのでしょう、「こんなに高いとは思わなかった。自分では払えない」と連絡が来ました。どうしよう、保険で修理してもらうには警察に届けていないといけないはず。このまま泣き寝入りすることになるのだろうかと悩んでいると、私の手には負えないと見て取った父が交渉を代わってくれました。結局、相手女性の保険を利用するという話になり、そのために、今になって警察に届け出て現場検証をしてもらうことになりました。警察の方には事故当日に届け出るようにと注意されました。 結局、父と相手女性の保険会社が交渉を行い、結果的に私のバイクの修理費用は出してもらえました。両親からは「いい加減な相手だったらどうなっていたと思う。どんなに軽く思える事故でも、必ず警察を呼びなさい」と怒られました。もしも相手が「そんなことは知らない」と言ったら、何も事故の証拠は残っていないのです。交通事故にあったときは、必要ならまず救急車、次に警察、そして保険会社に連絡すること。身をもって学びました。”
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