私が遭遇した交通事故の詳細と、示談までの道のりについて
去年、買い物帰りに交通事故に遭遇した当時の状況とケガの程度
去年、私は生まれて初めて交通事故に遭いました。日時で言うと2017年の7月21日の午後4時ごろです。
その日は晩御飯を買いにスーパーへ行き、買い物も終わったので自宅へ戻る途中でした。正面の信号が青になり、交差点を渡ろうとしたところ、右側から猛スピードで車が走行してきました。ですが自動車側の信号は完全に赤になっていたので車は止まるだろうと思い、そのまま信号を渡ることにしました。
ところが車はとても停止できそうにないスピードで交差点に突っ込んできました。私は思わず身の危険を感じ、その場から逃げようとしました。車を運転していた運転手も目の前の私にやっと気づき、急ブレーキを踏みましたが間に合わず、私は車と接触しました。運転手が必死に急ブレーキを踏んだので始めに比べればスピードはそれほど出ていませんでしたが、それでも私の体を吹き飛ばすには十分すぎる速度でした。15キロ以上は出ていたと思います。私の体は数メートルは飛ばされ道路に肩を強打しました。
交差点は騒然としていましたが、私は今までにない肩の痛みを感じていたのでそんなこと気に留める余裕は全くありませんでした。
私が痛みで蹲っていると、車から運転手が降りてきてこちらに駆け寄りました。ところがすみませんと謝るばかりで何ら対応を取ろうとはしてくれなかったのです。この運転手に適切な対応はとれないだろうと感じたため、私は痛みを必死にこらえながら救急車に連絡を入れました。同時に警察にも連絡をし、運転手にはとにかく車を交通の邪魔にならない場所に停車させるよう指示をしました。その時、もしかしたらこの運転手は車に乗り込んでそのまま逃走するかもしれないと考えたため、念のため車のバックナンバーを携帯のメモ帳にメモしておきました。
幸い運転手は車を路肩に停止した後でこちらに駆け寄ってきたため、最悪のケースは免れそうだと安心しました。警察と救急車は私がすでに連絡を入れたので、運転手には自動車保険に加入しているか問いただしたところ、任意の自動車保険には加入しているとのことだったので、加入している保険会社に事故を起こしたことを伝えるように指示しました。
事故を起こしてから10分ほどでまずは救急車が到着し、すぐに応急処置をしてくれたので痛みは少し治まりましたが、すぐに病院で処置する必要があるとのことだったので、受け入れの病院を探してもらうことにしました。
救急隊員が受け入れの病院を探している間に警察もやってきましたが、私のケガの状態を見て、話は後で聞くので今は一刻も早く病院へ行ってくださいと言われました。とりあえず今日はケガの治療に専念できることが分かったのでとてもホッとしました。
なかなか受け入れの病院が見つからなかったのか、だいたい事故を起こして1時間くらいたったころにようやく治療をしてくれる病院が見つかり、病院に向かうことになりました。保険会社の人には会うことはできなかったので保険会社の連絡先を運転手に聞き、病院へ向かうことになりました。
病院に着くと、まずは強打した肩の部分のレントゲン写真と、脳に異常がないかの脳波検査とMRI撮影がおこなわれました。検査の結果は脳には脳波や写真ともに異常は見られないとのことでホッとしました。しかし、強打した肩は肩の骨にヒビが入っており、全治一か月だと診断されました。幸い手術を受けるほどではなかったのでギプスで固定して様子を見ることになりました。診察の際に医師に交通事故であることと、事故の状況を説明したのですが、それだけの速度の車とぶつかって肩の骨にヒビが入っただけで済んだのは奇跡に近いと言われました。ケガの程度が浅かったのは不幸中の幸いだと思いました。
保険会社との示談交渉は弁護士と相談しておこないました。
病院に行ってとりあえずケガの治療に関してのメドはつきましたが、治療費に関しては保険会社との交渉が何もおこなわれていないので、治療費は自分で賄わなければいけません。しかも私は独り身でまだ若いこともあって生命保険といった類のものには加入していませんでした。
後日警察への事故の説明があることもあって、相手の保険会社へきちんと説明するための前準備も兼ねて事故の状況は詳細に説明できるよう、ノートに覚えている限りのすべてのことを記録するようにしました。
事故から3日後に警察から警察署に事故の説明に向かうよう指示があり、警察署へ向かいました。警察署では記録したノートを見ながら説明をおこなったところ、事故を起こしてパニックにならずにきちんと状況を整理していることを褒められました。
警察からの説明によると、運転手は当時携帯電話のゲームをしながら運転していたとのことで、過失は100パーセント相手側にあるとのことでした。
警察からの説明が終わった翌日、ようやく相手側の保険会社の担当者がお詫びと説明にこちらを訪れました。挨拶に来るのが遅すぎるのではないかという気持ちは正直ありましたが、あまり揉め事は起こしたくない性格だったこともあり、賠償をきちんとしてくれるのであれば目をつぶろうと思いました。
保険会社からの説明でも過失は100パーセント運転者側にあるとのことでした。そして、治療費などに関しては、まずは自賠責保険から上限120万円までが支払われ、その後不足分を任意保険で支払うとの説明でしたが、正直全く頭に入ってきませんでした。私が聞きたいのは賠償金をいくら支払ってくれるかという点のみだったからです。
それからも長々と説明があり、やっと賠償金の金額の話になったのですが、なんと支払える金額は自賠責保険の上限である120万円が妥当だろうという話でした。私はこの説明を聞き、さすがに我慢の限界がきて憤慨しました。事故によって肩の骨にヒビが入って全治一か月のケガが120万円程度で治せるわけがないのは素人の私でもわかります。更に私の勤務している会社は力仕事がメインなので肩が使えないととても仕事が出来ません。治療が終わるまでは実質勤務できないことになります。仕事できない間の私自身と会社への損害も含めて120万円で済まそうとしている保険会社の担当の考えに怒りを抑えることが出来ませんでした。
その日は交渉は決裂し、帰ってもらいましたが、私は保険会社に加入していないのでどのように話を進めて賠償金を増やせばいいのか全く分かりません。
そこで交通事故の示談に関してインターネットで調べてみると、弁護士に相談して協力してもらったところ、賠償金が当初よりも倍近く増えたという体験談を多数見かけました。正直悪いことをしていないのに弁護士とかかわるのにはとても抵抗があったのですが、このまま泣き寝入りするのが嫌なのと、確実に賠償金を増額出来るだろうという見込みもあったので、近所で口コミの良かった弁護士事務所に相談へ行きました。相談したところ、開口一番で弁護士さんは相手の保険会社の担当は素人と思ってなめてかかっている、案外早く解決できるかもしれないから是非協力させてくれと、頼もしい言葉をかけてくれたので、協力を依頼することにしました。
それからは示談交渉を有利にするための資料作りをおこない、医師にも診断書を書いてもらったりしたのですが、ここで事故の当日に事故当時のことを詳細に記していたメモが役に立ちました。
資料を渡して弁護士に交渉を依頼して、数日で結果が出たのです。弁護士が交渉に行ったところ、保険会社側はあっさりと賠償金の引き上げを提示し、結果120万円だった賠償金が300万円にもなりました。この金額ならば妥当だろうというアドバイスだったので納得し、示談は成立しました。お金もすぐに支払ってもらったので治療費に自分のお金を使う必要もなくなり、安心して治療を受けることが出来ました。
今回は保険会社があまりにもこちらをなめすぎていたこともありましたが、弁護士さんに相談して早急に解決できたので自分の判断と結果にとても満足しています。
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